病院や福祉施設、学校の厨房などを請け負う給食会社に勤務していた経験で資格を取得したわたくしなりの意見を述べたいと思います。
全体を包含して考えると、職業に対する国の規制は最小限であるべきで、国民に対する安全を確保する意味でも規制は必要最小限に留めるというのが理想だと思います(完全な私見です)
お料理の得意な人が、ご近所の人を対象に定食の食堂をやりたいとすれば、本来は自由であるべきですが、やはり人の口に入る食べ物を扱うお店をオフィシャルに行うとすれば、国民の意見としても公共機関のお墨付きは必要でしょう。
このお墨付きが「営業許可」ということになるのですが、実際に厨房施設の建設段階から営業許可申請を行ってきた経験上申し上げると、この営業許可の許認可機関である保健所の審査は、結構厳しいです。
建設段階から保健所に相談に行っていても、オープン1週間前の検査で改善を促されることもありました(検査日はひやひやもんです)
規制をかける行政側とすれば、万全を期して、飲食店を開業する際には調理師免許を取得していなければならないとすれば安全かもしれませんが、それでは逆に国民の就業機会を奪ってしまうことにもなりかねません。
別の項でも記述しましたが、厨房施設にはありとあらゆる、様々な形態があり、食中毒に関する危険性に関しても、一般食堂と体力の弱った入所者を対象とした福祉施設などでは求められるハードルに大きな差があります。
飲食店を開業する際には、その厨房が安全に食品を扱える施設かどうか判断してもらう「営業許可申請」があり、その厨房には保健所で行う「食品衛生責任者」の講習を受けた従業員が必要です。
そして、飲食店開業に直接的な係わりはありませんが、厨房施設で仕事を2年以上行った人を対象として、食品衛生などの一定の知識レベルを公認する「調理師免許」という制度がある、というのが全体の縮図です。
より高い食品衛生を求められる福祉施設や病院、学校などの厨房では、任意に調理師免許取得者の割合をきめている施設も多く、その存在感は価値のあるものになっていると感じます。
【調理師免許ってなんなの?の最新記事】


